ふらりと

 土曜日の晩,合唱の練習が終わってから都内をドライブしてたら,何故か白馬の風景が無性に見たくなった。白馬は親父の実家で,昔は春休み・GW・夏休み・秋のお祭り・冬休みと訪れてたんだけど,高校生の頃からか,夏休みと法事の時にしか行かなくなって。今年の盆休みには一応顔は出してるんだけどね。

 で,何で急に白馬の風景が見たくなったかって言うと,土曜日に寮から駐車場に向かう時,近所の公園の木からヒグラシの大合唱が聞こえて,おまけにちょっと涼しい秋風が吹いてて,何か無性に物悲しくなったって言うか,センチメンタルな気分になったからって言うか。自分の中で思い出す秋って,静岡とか東京に比べれば大分早い秋だけど,白馬の高くて青い空だとか,どこかの田んぼで焚き火をしている匂いだとか,はぜかけをしている風景だとか,そう言った懐かしい風景なのね。

 いつも食べてる国立のラーメン屋「にんにくや」でチャーシュー麺を食べ終わったのが23時半。そこから甲州街道に出て,あとは下道をひたすら走って行ったんだけど,案外スムーズ。途中道の駅やコンビニで休憩しながらも,あっと言う間に甲府・諏訪と通過して,朝4時過ぎには塩尻。さすがに夜通し走っちゃうと昼間動けないんで,塩尻から中央道に入って,長野道の梓川SAで3時間ばかり仮眠。10時前には白馬に着けました。

 白馬では懐かしいあちこちを散歩したり,親類と話をしたりで,夕方5時まで滞在。あとは今朝着た道を再びひた走り,とりあえず中央道で韮崎まで(豊科〜韮崎は100km未満なんで,通勤割引で通行料が半額)。もうこの時点で「大月−小仏トンネル 渋滞30km」って電光掲示板には出てたんで,後はちょっと南に避けて,河口湖〜山中湖〜道志と通って再び国立へ。これもまた無性に食べたくなったスタ丼を食べてから帰宅。

 ふらっと行って走行距離600kmってのは,1日としちゃ多いのかもしれないけど,特にひどい疲れも無くこなせちゃうってのは,やっぱり運転が好きなのかな。ガソリンがもう少し値下がりしてくれないと財布には痛いけど。


CAROL-A DAY IN A GIRL'S LIFE 1991-

CAROL-A DAY IN A GIRL'S LIFE 1991-

今回,久々にMDをカーステに突っ込んで聴いたのはこのアルバム。木根バラ好きとしては「Winter Comes Around」は外せないし,「Seven Days War」「Beyond the Time」みたいな有名シングル曲も。CD買ったのは確か中3かそこら。学校に持って行っていたディスクマンに入れっ放しにして,ずっと聞いてたっけ。