伊豆旅行

 前々から、高校の頃塾でつるんでいた仲間と色々やってたんですが、夏の日帰り旅行に引き続いて今度は伊豆の弓ヶ浜に一泊旅行。参加者も増えて今度は男4・女4の8人です。高校の学年は一緒なのに、大学の学年は結構バラけているって事は気にせずに、エルグランドに定員乗車で出発。とは言いつつ、毎度の事ながら定刻に全員集まらないんですが。
 まずは清水から東名に乗って裾野まで。伊豆だったら普通は沼津IC経由なんだろうけど、年末の混んでいる沼津市内は走りたく無いので、いっそ箱根から伊豆に下る事に。道中、日陰になっている部分の道路は凍っていたりしたので、スタッドレスにしておいて本当に良かった。あと、好天で展望が本当に良かったので、なかなか嬉しい集合写真(バックにきれいな富士山)も撮れたし満足。
 あとはひたすら伊豆高原に向かって車を走らせたんだけど、ああいったワインディングって、運転手には楽しいんだけど乗っている人にとっては凄く酔いやすいんだよね。ごめん、ちょっと調子に乗りすぎました。>ALL
 最初に行ったのはシャボテン公園。とにかく温泉に入っているカピバラが可愛かったってのが印象強いなぁ…あと、サボテンってあんなに種類が多かったのね。それなりにみんな楽しみました。途中蕎麦の昼食を取ってから猫の博物館へ。ま、猫見てみんな目尻下がるのね。気が付けばかなり長い時間猫と戯れていたり。
 宿泊場所は弓ヶ浜の貸別荘。貸別荘自体の設備も十分なんだけどそこへのアクセスが…いや、両方のサイドミラーから塀まで30cmみたいな道を通って行かなきゃならないって言うのと、更にその道がえらく急斜面だって言うのでちょっと怖かったりして。
 夕食の鍋はキムチ鍋とちゃんこ鍋だったんだけど、ちょっと材料が多かったかな?最後の方はどっちの鍋でも味が大して変わらなかった気が。ま、美味しかったから良いんだけど。で、片付けが済んだら隣の部屋で宴会…の前にまず大貧民。地方ルール総動員だから(スペ3・7×3革命・8切り・10飛び・Jバック・階段・階段革命・縛り)、詰め将棋みたいな面白さもあったりして。8人いたから2人×4でやったんだけど、うちのペアは一昔前の阪神みたいな有様でした。で、いい加減大貧民に疲れてきた所で、幸せ者に対する異端審問…じゃなくて恋の打ち明け話で盛り上がってました。この時点ですでに日付も変わっていて、明日もあるので就寝。8人全員でロフトに寝たんだけど、誰か一人がぼそっと言った言葉でみんな爆笑したりしてなかなか寝なかったり。とは言いつつ僕は結構早く寝たらしいです。
 翌日はどうにかみんなちゃんと起床。とっとと片付けて出発します。第一目的地は石廊崎。ここは宿泊した弓ヶ浜からは結構近いのね。前日結構飲んでおいて、朝食を取らないまま急坂を15分位歩かされてちょっとグロッキー。でも、眺めは本当に良かったかな。誰かも言ってたけど、釣りが出来たら本当に良かったかも。で、次は恋人岬。ま、場違いだって話は…置いとけないね。一応男4女4なんだがどう見てもグループ交際には見えないし、女性陣が買い物してれば男性陣(除く一人)はすぐにだれて外で煙草吸い出すし。ただ、雲の隙間から光が差し込む風景がここだと凄くきれいだった。ちょうどそれを題名にした本(村山由佳の「天使の梯子」)を読んだ事が有ったもんで、ちょっと感慨があったりして。
 あとはモスバーガーで昼食を取ってからフェリーの出る土肥港へ。ここは、親父が死ぬ前の4月に家族旅行に来た所で、風景なんかも見覚えが有ったりして。その時は漁協の直売所みたいな所で色々買ったんだけど、今回は時間がなかったのでパス。
 で、この土肥〜清水のフェリーなんだけど、実は船に乗るのって4歳の時にギリシャで乗って以来だったりする(ボートとかは除いてね)。ちょっと、って言うか結構ワクワクしながら車を船に乗り入れて、デッキに上がってみると確かに気持ちいい。ちょっと重油臭いけど、天気が良いから眺めも良いし、揺れもそんなに気になるほどでもないし。一時間があっという間でした。
 清水に着いてからは、時間的にここでお別れの二人を静岡駅で降ろしてからゲーセンへ。QMAでの店内対戦は相手のことが分かってるとやっぱり燃えるね。あとはUFOキャッチャーにコインをつぎ込んだりしてから、近くのレストランで巨大なハンバーグを食べたり。その後で車を返した時はさすがにほっとしました。みんなの進路的に、こんな風な旅行が出来るチャンスは当分無いだろうけど、また何かやりたいな。とりあえずは、とびっきり楽しい時間を作れたこの面子に感謝です。

天使の梯子 Angel's Ladder

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