バイト(後半)

 捻挫した右足首がどんどん腫れてくる中国立駅で下車。とりあえず、薬局で湿布と栄養ドリンクを購入してから松屋で腹ごしらえ。痛みで食欲があまりないので、並盛なんて言う普段絶対食べないものを食べてしまった。有り得ない。
 駅の更衣室で駅員の制服に着替えつつ足首に湿布を。実際に靴下脱いでみると、あまりにも右と左で足首の太さが違って自分でも笑うね。痛いけど。でも、湿布を貼ってしばらくするとさすがに痛みは若干おさまった。
 この、線路切り替え工事のバイトってのは基本的には駅での案内。ひたすらハンドマイクを持って駅前でアナウンスをしてました。ま、24日の晩に工事区間を使った人は分かると思うんですが、方面別で終電の時間が違ったり、部分的に運転をしてる区間もあったりで結構わかりにくい。個々の説明とかにも結構時間がかかりました。
 ただ、台風が来てると言うのも有って、駅利用者は普段と比べて明らかに少なく、23時を過ぎる頃の駅構内は、利用者よりも制服を着ている人間の方が多いという状況でした。ハンドマイクでアナウンスしようとしてもする相手がいない状況。ちょっと空しかったりもして。もちろん、万が一の備えと言う意味で人員の配置は必要だったんだろうけど。 最終の代行バスが出た後は若手社員の人と話をしたり、工事現場を見に行ったり。ここでも弁当が出たんだけど、ごめんなさい、正直量が少なかったです。途中コンビニでおにぎりを買ってきて食べました。なお、この時まで足の痛みは有ったもののそれほど支障はない程度。ほとんど歩かない仕事だったし。
 朝、空が白み始めてきた頃からまた案内に立ったんだけど、この頃が睡魔のピーク。人がいないからアナウンスをする必要もないし、ひたすら立っているだけだし…実は連続稼働がこの頃24時間を超えて、さっきまでナチュラルハイだった反動が来てたり。頻繁に煙草を吸いに行ったり、冷水で顔を洗ったり、コーヒーを飲んだりして目を覚ましてました。さすがに6時を過ぎると利用者も増えてきたので普通に案内をしてました。工事が順調に進んでいるって言う情報も入っていたので、「もうすぐ終わる」的な気分にもなってたし。
 で、6:58に下りの、7:04に上りのそれぞれ一番列車が無事に発車して御役御免。ほっとしつつ会議室に集合。さすがに社員の人をうつらうつらしてる中、朝飯分の弁当をもらって帰宅。即布団へ。起きたら夜の9時でした。