PHS

 昨日が試験のヤマでして、5限(〜18:10)が終わってから部室で熟睡。深夜に自室に帰ってきて、ネットを巡回していたら懐かしい単語が。そう、「テレネーム」ですよ(ピーズネームとも言う)。
 高校に入ってすぐ買って貰ったのがDDIポケットPHS。Pメールって言うメールがあって、カタカナ20文字まで送れて一通10円って言う、今にしてみればどうって事無いけど当時の高校生にしてみれば革命的で。でも、やっぱり一通10円って言うのはそうばりばり使うことは出来ない値段でした。請求書を見た親の顔がえらいことになっちゃうし。
 当時、俺にPHSを勧めた友達はカシオの端末を使ってて、それにはこの「テレネーム」って言う機能がおおっぴらに付いていたのね。これは、番号と一緒に18文字までのカタカナを通知できるって言う物。要は番号と一緒に名前なんかを通知しようとした機能だったんだろうけど、よく考えればメール代わりに使えるのよね。一回ごとに通知する名前を設定して、ワンコすればいいわけだから。
 俺の端末だとテレネームは受信することしかできないと思ってたんだけど、ある日授業中に設定方法を発見。京セラの端末だと公認(?)の昨日じゃなかったからマニュアルには書いてなかったのね。で、それ以来はひたすらテレネームばっかやってました。試験前に夜勉強している時なんか、勉強半分、メール半分みたいな感じだったりして。でも、その時メールしてた子がこの前結婚したんだよなぁ…もうあの頃から7年もたってるから当然と言っちゃ当然なんだけど、やっぱり時間の経過って言うのを実感させられますわな。
 そんなんではまっていたPHSなんだけど、一年後にはJフォンの携帯電話に変わって、メール一通三円の時代に突入。文字種・文字数も一気に増えてどうやって20文字に収めるかなんてことを考える必要もなくなって。テレネーム自体ももう使えなくなっちゃたみたいね。ま、会社としては当然か。その後、携帯の番号とメアドは変えないまま今日に至っております。