ドラえもんの映画

 5限のゼミ前、ゼミテンとの他愛ない話をしてる中で一番盛り上がったトピックがこれ。誰でもこれについてだったら10分や15分は熱く語る事が出来る、まさに国民的なアニメ映画なんですが、自分も多分に漏れず色々と思い出が。
 まず、最初に見に行ったのは幼稚園の年長の年(1988)で「パラレル西遊記」だったと思う。87年にUAEから帰国してしばらくは引っ越しとかでゴタゴタしてたから、恐らくその後。この「パラレル西遊記」、とにかく怖かったという印象が強い。今にしてみれば何ともないんだけど、「普通の世界だと思っていたら実はママの頭に角が…」なんて言うシーンが幼心には凄く怖かった。夏にテレビで放映された時にはテレビの前から逃げ出して違う部屋に行った位(そして母に笑われると)。
 この時住んでいたのが静岡県の中部にある菊川って言う町で、映画館なんて無い小さな町(この前隣町と合併して市制が施行されたらしいけど)。ドラえもんの映画は毎年ちょっと遅れて、車で30分位の所にある浜岡町の市民会館で上映してた(この浜岡も今は合併して御前崎市になったらしい)。菊川で見た映画と言えば…児童会館で上映した「チョコレート工場の秘密」が最初で最後かな。
 閑話休題。その後「日本誕生」「アニマル惑星」「ドラビアンナイト」「雲の王国」までは映画館で見たはず。最後の「雲の王国」は浜岡じゃなくて三島で見たのかな。この中だと「日本誕生」が一番印象が強かったかな。「雲の王国」なんかはもう弟とか妹のお守りって感じだったので正直内容もあまり覚えてない。
 で、映画館に見に行っていない分に関しても単行本でかなり家にあって、案外そっちも印象が強い。今でも一番好きなのは「宇宙開拓史」だったり。ちょっとしたSF的な設定があったり、のび太が結構活躍していたり、何より最後の別れのシーンが切ない感じだったりして。それ以外でも「宇宙小戦争」や「恐竜」も単行本がぼろぼろになるまで読んだなぁ…。まだ実家にあるのかしらん。
 来年の春、「恐竜」をリメイクするらしいけど、正直な話イメージ壊されそうでちょっと怖い。声が変わった時も一瞬見ただけで後はもう二度と見てないし。そう考えると僕って「ドラえもん保守主義者」なのかも。