夏の終わり

ちょっと前にtweetした様に,「夏の終わり」とか「September」を聞いてちょっとセンチになってしまい,またもや白馬へ現実逃避の旅に行ってきました。と大げさに書いてみても,思いたったのは9月1日(水曜日)と言ういい加減さ。土日のどちらか使って行こうかなぁ…と思ってたら,金曜日の朝にいきなり熱が出たのもあってちょっと混乱。
と言うのも,木曜日,会社ではやぶさの再突入カプセルの展示があって,毎度の事ながら,便利屋要員の僕達は警備要員として動員。ま,カプセルを近くから見れたのは役得だったけど,4時間近く立ちっ放しだとさすがに疲れがたまる。しかも警備の当番が終わってからも仕事で結構遅くまで残業してたので,帰ってきたのは日付が変わってから。部屋に帰って,とりあえずエアコンを「パワフル」モードで利かせたまま,ベッドに寝転がって服を脱いでたらそのまま沈没。朝6時に寒さで目が覚めたら,喉は痛いし手足は冷え切ってるし,なにより頭がフラフラするし。
とりあえず上司に連絡入れてから近辺の病院に行っても,夏風邪なら特効薬がある訳でもなく,通り一遍の指示を聞く。帰り際にお医者さんから「疲れてるんですよ…疲れで顔から若さが消えてます。カルテの年齢欄見て,患者間違えたかと思いましたよ。」と言われて腹が立つ。「悪いが老け顔がは生まれつきだ!」と怒る気力も無く,とぼとぼ歩いて帰ったけど,「これはネタになる!」と思ってる自分がちょっと悲しかったり。
で,今回の夏風邪は変に素直で,金曜日の昼過ぎには熱が下がり,夕方にはすっかり体調が回復。しかも昼間休んでいたから夜になっても全然眠れず,やっとのことで寝入っても4時に起きてしまう。どうしようかなぁ…と悩んだ挙句,金曜日病欠したのに土曜日旅行に行くことについて若干の後ろめたさを感じつつも,車で船橋を出発。道志みち東富士五湖道路〜中央道〜長野道と経由して信州へ。途中何回か煙草休憩を取りつつも,豊科ICに9時着。
途中祖母が入っているグループホームに寄りつつ,11時過ぎに白馬岩岳へ着き,ゴンドラで山頂へ。岩岳のベース近辺の写真はよく撮っているんだけど,今回は夏のゲレンデを撮ろうって言うのが主目的。夏場のメインアイテムであるユリ園も,もう殆ど花が残っていないので,山頂に上ってみても人はまばら。ま,こんな季節だし仕方ないとは思いつつ,終日運転してるゴンドラの電気代・人件費がちょっと気になったり。
山頂から麓へは,「推奨しない」とはなっているけど一応ハイキングコースが設定されている。ただ,今回は普段滑ってるコースの風景を撮りたかったので,そのコースとはまた違う,整備用のルートで降りてきました。ま,軽トラ・重機を通すために作った道(らしきもの)なんで,当然階段も舗装も何も無いんだけど。半分くらい降りてきたところで膝が笑い出したけど,まぁ,写真を撮りつつ歩いてきたんで,1時間半ちょっとで降りてこれたかな。写真はまた今度アップします。
白馬で所々立ち寄ってから,帰る前にゆーぷる木崎湖で温泉。汗を流してから長野道へ。そのまま帰っても良かったんだけど,きまぐれで長野道〜中央道(下り)〜東海環状道〜東名〜首都高と通って帰ることに。さすがにちょっとしたトレッキングの後だったんで何回か疲れて仮眠したけど,ま,気分転換にちょうどいいロングドライブでした。